Windows8.1/10/11 VPN利用方法(乱数表) #
この手順では、乱数表を引く作業が、
「認証システムのWebページ(VPN認証に使う乱数表を表示するページ)にログインする際」に1回、
「VPN認証に入力するためのパスワードを生成する際」に1回の、
計2回発生します。
(どちらも同じパターンと追加フレーズを利用します。)
VPN接続手順 #
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「すべてのプログラム」から
[Cisco]→[Cisco AnyConnect Secure Mobility Client]→[Cisco Anyconnect Secure Mobility Client]
を実行してVPNクライアントを起動します。 -
Ready to connect.に kekvpn.kek.jpと入力し[Connect]をクリックします。 認証ウィンドウが開くので、開いたままにしておきます。
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ブラウザを開き、本認証システムの ログインページ( https://kekpl.kek.jp/ui/)にアクセスします。
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ユーザID欄に、自分のユーザIDを入力し、[次へ]をクリック。
(ユーザIDは件名「Your registration to KEK VPN new authentication (random number table method) has been completed.」のメールに記載されています。)「Your registration to KEK VPN new authentication (random number table method) has been completed.」のメールは 認証方式の切り替え申請などで発行されたものです。
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乱数表が表示されるので、「あらかじめ設定したパターンに沿って乱数表から作成したワンタイムパスワード」+「追加フレーズ」を入力し、[ログイン]をクリック。
※「パターン」および「追加フレーズ」は初期設定(またはパスワードの変更等)で設定したものを利用します。
※乱数表には有効期限(表示から3分)がありますので、有効期限内に入力ください。
※有効期限が切れて認証に失敗した場合は、リロードなどで新しい乱数表を表示し直して使用ください。パターンとは
乱数表からワンタイムパスワードとなる数値を生成する際に使用する、数字を抜き出す「マスの位置」と「順番」のことです。追加フレーズとは
認証情報としてワンタイムパスワードと合わせて使用する、固定の文字列(固定のパスワード)のことです。(例) 設定されたパターンが下図、追加フレーズが「vpn06」とします。 表示された乱数表が下図の場合、パターンに沿って数字を抜き出すと「833695」なので、追加フレーズをつけ足して「833695vpn06」を入力します。 -
[Web Token]リンクをクリック。
乱数表が表示されます。 -
手順2.で開いておいたVPNクライアントソフト(AnyConnect)の認証ウィンドウで、Username欄に「ユーザID」(手順4.で使用したユーザIDと同じもの)を、
Password欄に「手順6.で表示した乱数表からパターンに沿って抜き出したワンタイムパスワード(数字6桁)」+「追加フレーズ」を入力し [OK]をクリックして接続を開始します。
(パターンと追加フレーズは手順5で使用したものと同じです。)
※乱数表には有効期限(表示から3分)がありますので、有効期限内に入力ください。
有効期限が切れて認証に失敗した場合は、リロードなどで新しい乱数表を表示し直して使用ください。
(例) 設定されたパターンが下図とします。 ユーザID、追加フレーズ、表示された乱数表が下図に記載の情報の場合、 Username欄には「username」を入力します。Password欄には、乱数表からパターンに沿って抜き出した数字「660561」に、追加フレーズ「vpn06」をつけ足した「660561vpn06」を入力します。 -
ユーザ認証に成功するとVPN接続が開始されてタスクバーに鍵マーク付きのアイコンが表示されます。
VPN切断手順 #
- タスクバーの[鍵マーク付きのアイコン]をクリック
- [Disconnect]をクリックして接続を終了してください。