Webトークン(乱数表)

Webトークン(乱数表) #

Webトークン(乱数表)は、Webブラウザで表示する乱数表(ランダムに数字が表示された表)から、あらかじめ決めたパターン(どの順番にどのマスの数値を抜き出すか)に沿って、 有効期限付き使い捨てパスワードである「ワンタイムパスワード(OTP)」を生成できます。

Webトークン(乱数表)での認証は、
Webトークン(乱数表)から作成したワンタイムパスワード
   +
追加フレーズ(ユーザがあらかじめ設定した4~10桁英数字記号から成る任意固定文字列の認証情報)
を使用して行います。

Webトークン(乱数表)での認証には、スマートフォンなどの特別なデバイスは不要です。

VPN接続サービスのデフォルトの認証方式は、 ソフトウェアトークンによる認証ですが、 認証方式の切り替え申請を行うことでWebトークン(乱数表)による認証を利用できます。

※ソフトウェアトークンとWebトークン(乱数表)の両方を同時に利用することはできません。
※Webトークン利用時に、再び認証方式の切り替え申請を行うことでソフトウェアトークンへの切り替えができます。
※特定クラスタVPN接続サービスユーザに関しては、認証方式はWebトークン(乱数表)固定となります。

Webトークン(乱数表)の図

VPNを利用するための準備 #

STEP1. Webトークン(乱数表)が使える設定に変更する #

VPN接続サービスのデフォルトの認証方式は、 ソフトウェアトークンによる認証に設定されていますので、 電子申請を行い、Webトークン(乱数表)による認証が使える状態に変更する必要があります。
こちらを参考に申請を行ってください。

※特定クラスタVPN接続サービスユーザはSTEP1は不要

STEP2. 初期設定(パスワードの設定) #

Webトークン(乱数表)のアカウントが発行されたら、パスワード(パターン+追加フレーズ)の設定作業が必要となります。
初回のパスワード設定手順は こちらをご覧ください。

STEP3. VPNクライアント入手 #

VPNの利用には、VPNクライアントが必要です。
VPNクライアント入手については こちら(*1)

(*1)KEK外からVPNクライアント入手用のサイトを閲覧する場合は、ユーザ名とパスワードが必要となります。 ユーザ名およびパスワードは「Your registration to KEK VPN new authentication (random number table method) has been completed.」のメールの 「VPNクライアントの入手」欄に記載されています。

VPN利用方法 #

Webトークン(乱数表)による認証での、VPN利用手順は こちらをご覧ください。

その他(設定変更等) #

パスワードの変更 #

パスワード(パターン+追加フレーズ)の変更については こちらをご覧ください。

パスワード(パターン+追加フレーズ)を忘れた時のリセット #

パスワード情報(パターンおよび追加フレーズ)を忘れた場合など、パスワードをリセットする手順は こちらをご覧ください。
※特定クラスタVPN接続サービスユーザはパスワードリセット手順が異なります。特定クラスタVPN接続サービスユーザは こちらをご覧ください。

ソフトウェアトークンへ認証方式を切り替える #

Webトークン(乱数表)での認証から ソフトウェアトークンでの認証へ切り替えることができます。 ※特定クラスタVPN接続サービスユーザは対象外
認証方式の切替については こちらをご覧ください。

利用の注意 #

パスワードを漏洩した可能性がある(パスワードをメモしたものをなくした)時 #

直ちにパスワードを変更する必要があります。 設定しているパスワードが分かる場合は パスワードの変更を行ってください。 パスワードを忘れた場合は、 パスワードのリセットを行なってください。


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